その家に住み続けたい理由 ― 現場で出会ったオーナーの本音

property-owner 営業活動

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今日は、以前から気になっていたオーナー様のもとへご挨拶に伺いました。

実際にお話をさせていただくと、
すでに多くの不動産会社から営業を受けているとのことでした。

これは現場でよくあることですが、
それだけ動きがある物件である一方で、
オーナー様ご自身の考えはすでにある程度固まっていることが多いです。

今回も同様で、
「売却や賃貸は考えていない」というお話でした。

ただ、その理由を伺うと、

・建物が古く、耐震面に不安がある
・設備(風呂なしなど)が現代のニーズに合わない
・無理に運用する必要性を感じていない

といった、とても現実的な判断でした。

現場にいると感じますが、
オーナー様が「やらない」と判断されている場合、
単純に意欲がないのではなく、

「現状では合理的ではない」
と判断されているケースが多いです。

さらに心情面では、幼少の頃から生活していた環境で余生を過ごしたい、亡くなったご家族から受け継いだ家や土地でのんびりと庭いじりできるのはとても幸せとも仰っていました。

複数の不動産会社からの問い合わせがあったように
多くの人が魅力を感じる都会の真ん中の庭付き平屋の一軒家。
そこに営業目的で来た自分に丁寧に接してくれた。
本当は外部の人に自分の家についてどうこう言われたくないと思います。

少しでも平静な生活の邪魔をしてしまったことを悪く感じました。

そんな思いもあり、無理に提案をするのではなく、
まずはその考えを理解することが大切だと改めて感じました。


また別の場所では、地域のお店にご挨拶させていただき、
外国人のお客様向けの資料と名刺を置かせていただくことができました。

こうした小さな積み重ねですが、
実際に物件をご紹介する際には、

「このエリアにはこういうお店があります」

といった情報も大きな価値になります。

不動産は物件だけでなく、
その周辺環境も含めてご提案するものだと考えています。


さらに、個人で建物を所有・管理されているケースについても、
現場で状況を知ることができました。

管理会社を通さずに運営されている物件では、
時間の経過とともに課題が表面化していることも少なくありません。
オーナーさん側の立場に立てば、せっかく得た家賃収入から管理委託料を支払うのはもったいない気持ちもわかります。
ただ、管理が行き届かないことは今後空室を招く大きな原因になることは確かです。

そうした場合でも、
こちらから何かを押し付けるのではなく、

「何かあったときに相談できる存在になること」

が重要だと考えています。


今日は、すぐに結果につながる動きではありませんでしたが、
現場でしか得られない情報や感覚を多く得ることができた一日でした。

こうした一つ一つの積み重ねが、
将来のご相談やご依頼につながると信じて、
引き続き丁寧に動いていきたいと思います。

不動産に関するご相談がありましたら、
小さなことでもお気軽にご連絡ください。
英語での対応も可能です。

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