先日、賃貸契約を無事に成約したお客様からこんな疑問の声をいただきました。
『ジャパンリアルティさんにしか会ってないし全てやってもらっているのに、どうして他の不動産屋に支払わなきゃならないのか?なんだか騙されているようだ💢』
さらに過去には、こんなことも言われたことがあります
『不動産屋って何かインチキくさいんだよね〜』
私たち不動産会社にとっては当たり前のことも、お客様にとってはよくわからないこと、インチキだと思う人が少なくないと思いました。そんなことがあり、今日は、その「当たり前」だと思っていたことを敢えて説明することにしました。


お部屋を借りるとき、物件を紹介してくれた不動産会社とは別の不動産会社が、契約手続きに登場することがあります。
「今まで一度も会ったことがない会社なのに、どうして?」
「物件を探して案内してくれたのは、いつもの担当者なのに?」
「どうして別の会社にもお金を払うの?」
そんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
実は、不動産の賃貸契約では、2つの不動産会社が協力して手続きを進めることが珍しくありません。
今回は、その仕組みと契約時に支払う費用について、わかりやすくご紹介します。
不動産会社にはそれぞれ役割があります
お部屋を借りるときに関わる不動産会社は、大きく分けると次の2つです。
① 大家さんから依頼を受けている不動産会社
大家さんから入居者の募集を依頼されている会社です。
物件の情報を管理し、入居希望者の申込みを受け付けたり、大家さんとの条件調整や契約書類の準備などを行ったりします。

② お客様にお部屋を紹介する不動産会社
お部屋を探しているお客様の希望を聞き、条件に合う物件を紹介する会社です。
内見の手配や同行、申込みのサポート、大家さん側の不動産会社との連絡調整などを行います。
もちろん、1つの不動産会社が両方の役割を担うこともあります。

なぜ2つの不動産会社が関わるの?
例えば、大家さんがA不動産会社に入居者の募集を依頼したとします。
一方、お部屋を探しているお客様は、B不動産会社に相談しました。
そこでB社はA社が大家さんから依頼された物件をお客様に紹介、
紹介した物件をお客様が気に入り、入居を申し込むことになりました。
この場合、B社はお客様の希望や申込内容をA社に伝え、A社は大家さんに確認を取りながら契約手続きを進めます。
つまり、大家さんとお客様の間に2つの不動産会社が入り、それぞれの役割を分担しているのです。
お客様からすると、普段やり取りをしているのはB社だけかもしれません。
しかし、その裏側ではA社も契約に向けた業務を行っています。
会ったことのない不動産会社に、なぜお金を払うの?
ここが、お客様にとって一番わかりにくい部分かもしれません。
賃貸契約では、契約時にさまざまな費用を支払います。
例えば、
- 敷金:原則として、退去時の未払い賃料や原状回復費用などを精算するために大家さんに預けるお金
- 礼金:大家さんに支払う、原則として返還されないお金
- 保証料:家賃保証会社を利用するための費用
- 火災保険料:火災や水漏れなどに備える保険の費用
- 仲介手数料:不動産会社に支払う仲介サービスの報酬
- 日割家賃・前家賃:入居当月と次月の通常の家賃を契約時に支払うもの(この割合がかなり大きい)
これらの費用は、すべて不動産会社の収入になるわけではありません。
大家さんから依頼を受けている不動産会社が、敷金や礼金などをまとめて受け取り、大家さんなどへ送金することもあります。
そのため、振込先が不動産会社だからといって、その金額すべてがその会社の利益になるわけではないのです。
契約時には、誰に、何のために支払う費用なのかを確認することが大切です。
不動産会社が2社あると、仲介手数料も2社分かかるの?
いいえ。2社が関わるからといって、お客様が必ず2社分の仲介手数料を負担するわけではありません。
居住用の賃貸契約では、不動産会社が受け取れる仲介手数料には法律上の上限があります。
原則として、貸主と借主の双方から受け取る仲介手数料の合計は、家賃1か月分の1.1倍(税込)が上限です。
また、原則として一方から受け取れる金額は家賃0.55か月分(税込)までですが、事前に承諾を得ている場合などには、借主が家賃1.1か月分(税込)を負担することもあります。
2社が仲介に関わる場合でも、法令上の上限が2倍になるわけではありません。
実際にどの会社へいくら支払うのかは、契約前に確認しておきましょう。
お客様から見えないところでも仕事をしています
不動産会社の仕事は、物件を紹介したり、内見に同行したりすることだけではありません。
入居審査、大家さんとの交渉、契約条件の確認、契約書類の作成、重要事項の説明など、契約成立までにはさまざまな手続きがあります。
お客様と直接会う機会が少ない会社も、その一部を担当しています。
ただし、どの会社が何を担当するかは、物件や取引によって異なります。
安心して契約するために
お部屋を借りる方にとって、不動産業界の専門用語や会社同士の関係を詳しく知る必要はありません。
大切なのは、契約内容と費用について納得できる説明を受けることです。
「この費用は何のためのお金ですか?」
「どちらの不動産会社が契約手続きを担当するのですか?」
「入居後に困ったときは、どこに連絡すればいいのですか?」
疑問があれば、遠慮なく質問してください。
私たち不動産会社も、お客様が安心して契約できるよう、それぞれの役割や費用の内訳をわかりやすく説明することが大切だと考えています。
夢屋不動産では、お部屋探しから契約まで、お客様にわかりやすく、安心してお取引いただけるよう心がけています。



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